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語彙力を鍛えるためのブログ。

人生の教訓!ためになる故事成語

故事成語には人生の教訓となるものが多くあります。
今回はそんな故事成語を一覧にまとめて紹介します。

ちなみに、あまり知られていない故事成語が多いので、良ければこの機会に覚えてもらえれば幸いです。

 

ためになる故事成語一覧

語釈(意味)と例文ももちろん付けます。

 

過ちを改めざるこれを過ちという

失敗そのものより、それをすぐに改めないことこそが最大の失敗だ。

用例:「失敗をごまかそうとしたが、過ちを改めざるこれを過ちともいうし、ここは正直に認めて、今後に生かそう。」

失敗は成功の母とも言いますし、そのミスを成長や発見のチャンスとして活かすことが大切です。失敗に気づいて直さないのが一番いけないことです。

 

石に立つ矢

一つのことに集中していれば、どんなに難しいことでも、必ず成功する。

用例:「難しい試験Dと思うから受からないんだ。石に立つ矢ともいうし、かんたんな試験だと信じて、挑戦してみよう。」

信じれば何でもできる、成せば成るですね。

 

兎を見て犬を放つ

手遅れだと思ってもまだ間に合う。

用例:「今更一夜漬けの勉強をしても無駄かもしれないが、兎を見て犬を放つともいうし、徹夜で頑張ってみよう。」

何であっても遅すぎるということはないので諦めないように。

 

雲烟過眼(うんえんかがん)

物事にこだわったり、深く執着しない。

用例:「俺は悪くないんだ。たくさんの人から、どんな裏口をたたかれたって、雲烟過眼の精神でやり過ごせばいいのさ。」

ものごとに執着しない、大切な事です。

 

越畔(えっぱん)の思い

自分の職分をしっかりと守り、他人の職分を侵さないように気をつけること。

用例:「キーパーがゴールを離れて、あんなに前に出てきちゃダメだよ。越畔の思いで、しっかり守ってくれないと。」

要は出過ぎたことをしてはいけない、ということですね。自分の田畑には責任をもって、最後まで仕事をやり通すこと。その上で、人の助けとなることなり、何なりをすれば良いと思います。

 

己(おのれ)の欲(ほっ)せざる所は人に施すなかれ

自分がされて嫌なことは、他人にはしないようにしなさい。

用例:「約束を破られるのは嫌なものだ。己の欲せざるところは人に施すなかれというから、自分は約束を必ず守ろう。」

人から何かをされて嫌な思いをした時は、自分も他人に同じように嫌なことをしていないか、考えてみてはいかがでしょうか?

 

下学上達(かがくじょうたつ)

まず手近なところから学び始め(下学)、少しずつ難しい学問を収めていくこと(上達)。

用例:「いきなり難しい説明書を読んでも挫折するだけだから、下学上達で、かんたんなところからはじめよう。」

急がば回れ!小さなことからコツコツと、ですね。

 

難(かた)きを先にし獲るを後にす

大変なことや、やりたくないことを先に片付け、楽しいことや自分の利益につながることは、後回しにしなさい。

用例:「すぐに遊びに行きたいけれど、難きを先にし獲るを後にすともいうから、まず仕事を終わらせてしまおう。」

嫌なことから片付けるようにしましょう。ただし、夏休みの宿題なんかは毎日少しずつ終わらせていったほうが良いかと思います。記憶の定着度が違うので。

 

刮目(かつもく)してこれを見る

これまでの先入観にとらわれず、新しい目で対象を見つめ直すこと。

用例:「あんなに地味だったあの子が、数年ぶりにあったら、綺麗になっていた。まさに、刮目してこれを見るだね。」

先入観を捨てることは容易ではないかもしれませんが、見直すことは大切なことなのです。

 

彼も丈夫(じょうふ)なり我も丈夫なり

他人にできることは、努力次第で自分にもできるはずだ。

用例:「あとに入社した人が、俺より先に出世していく。よし!彼も丈夫なり我も丈夫なりだ。俺も頑張ろう。」

同じ人間であれば、きっとあなたにも出来るはずです。

 

騎虎の勢い

一旦やりだしたことは、途中でやめられない

用例:「一度引き受けたからには、どんなに難しい仕事であっても騎虎の勢いで最後までやり抜くしかない。」

やりはじめたら止めてはいけません。

 

義を見てせざるは勇なきなり

正しいと思っても、勇気がなくて、実行できないようなら、それは正義ではないとこと。

用例:「いじめだとわかっていて見過ごすのは、いじめているのと同じだ!義を見てせざるは勇なきなりだよ。」

正しいと思うのなら即実行あるのみです。

 

先んずれば即ち人を制す

人より先に行動すれば、人を抑えることが出来る。

用例:「先んずれば即ち人を制すだから、気に入った相手がいたら、俺たちからどんどん話しかけていこうぜ。」

何事においても、後手にまわってはいけないんですね。

 

三十六計逃ぐるに如かず

①あれこれと策をめぐらせるよりも、一目散に逃げて身の安全を確保したほうがいいこと。

②面倒なことが起こったときは、さっさと手を引くのが得策。

 用例:「ボヤボヤしていると、余計な仕事を押し付けられそうだ。ここは、三十六計逃ぐるに如かず。とっとと帰ろう。」

逃げるが勝ち、逃げるは恥だが役に立つ

 

知行合一(ちこうごういつ)

知識と行動は一体のもの。

「口ばかり動かしてないで、やればできるってところを見せてください。子供に、知行合一お手本になってあげて。」

本当の知識を持っているなら、必ず実行に移せるはず。それができないのは、本当は分かっていないから。頭でっかちはダメです。

 

 天を指して魚(うお)を射る

目的を達成するのに適していない手段や方法をとること。

用例:「資格試験のために、徹夜までしたのに、出題範囲外を勉強していたんだって。ほんと、天を指して魚を射るだね。」

的外れってことです。のび太君が漢字テスト前に、勘違いして算数の勉強をしていたっていう話もコレに当てはまりますね。

 

股(もも)を割(さ)きて腹を充たす

卑怯な手段で利益を得ても、結局自分に害が及ぶこと。

用例:「妻の財布からお金をとって遊びに行っても、股を割きて腹を充たすだから、結局、家計が苦しくなるのは同じか。」

私腹を肥やしていてもいずれは損をするでしょう。

 

 最後に

いかがでしたか?

この中から一つでも皆さんのためになる故事成語があったのであれば嬉しいです。


もし「まだ他にもタメになる故事成語あるよ!」、と思われた方は是非ともコメントのほうでお知らせください。追記いたしますので。

 

それではこの辺で。
語彙ネコでした(=^・^=)